米ぬかをいただいてきました! 「米ぬかを畑にまいてそのまま肥料に!」と思っていましたが、米ぬかそのまま畑にまくと虫が湧きやすいようでダメ!
米ぬかはぼかし肥料にするのがいいということで作ってみることにしました。
ぼかし肥料とは?
土に米ぬかなどの肥料分を加えて薄めたことから、薄めるという意味の「ぼかす」という言葉が使われるようになりました。
微生物に分解されることで効き目が表れる有機肥料には、効果が出るまでに時間がかかるというデメリットがあります。ですが、発酵させてから使用するぼかし肥料には微生物が多いため、作物への効果が出やすいのが特徴です。▶引用元&参考サイト:米ぬかで肥料を作ろう! 簡単にできるぼかし肥料の作り方|マイナビ農業
ぼかし肥料はすぐに効果がでるように発酵させた肥料。
ぼかし肥料は色々な勇気物有機物をボカした肥料で特に量に決まりがないそう。
決まりがないといわれると逆に困る。材料が多いと更に困る。
ということで色々調べた結果、ホームセンターの「コメリ」で買える肥料を混ぜてぼかし肥料を作ることにしました。
※動物のフン系は臭いが強烈なのでやめました。販売店で「フン」系肥料の近くを通るだけでも臭い。
米ぬかでつくる! ぼかし肥料の材料5つ!
- 米ぬか(5kg) コイン精米所で無料で頂けます。
- 油かす(1.75kg)
- カキ殻石灰(1.5kg)
- コーランネオ/発酵促進剤(150g)
- 水 適量(1L〜1.8L)
2、3、4はコメリで調達できます。「米ぬか」もコメリの駐車場にコイン精米機があれば無料でいただけます(o^^o)
なたね油かす10kg 968円、有機石灰(カキガラ石灰)10kg 698円、コーランネオ(発酵促進剤)768円はありましたが、Amazonの方が安かったです。
また、「コーランネオ」発酵促進剤の代用は納豆でやっている方もいるそうですが、私は普段食べないので選択肢にありませんでした。
有機肥料も色々ありますが、「粒」の固形肥料ではなく、「粉 パウダー」を買いましょう。混ぜますので。
その他必要な用具
- 肥料を混ぜる場所→衣装ケースやレジャーシート
- 各肥料を計るスケールと箱と袋とスコップ
- 肥料を混ぜる為のビニール手袋(素手でもOK)
- 肥料を保管するためのビニール袋2枚
- 肥料保管する箱(段ボール等)
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「ぼかし肥料」色んな有機肥料を混ぜてつくる!
各材料を計量して衣装ケースに入れました。両手でしっかり混ぜていきます。
水を3Lジョウロに。少しずつ入れて両手で混ぜました。米ぬか?発酵剤のコーランネオ?いいにおいがします。
水の量はものすごく重要だそう。水分量が多すぎると「発酵」ではなく、「腐敗」の原因になるそうです。
目安は「握ったら固まって、指で押したら崩れるくらい」ホロホロにするそうです。
みかん箱(10kg)の段ボールにビニール袋を2重にして、密封しました! 日の当たらない倉庫に保管して発酵を待ちます。発酵は夏は1ヶ月、冬は2ヶ月かかるそうです。
空気に触れさせて発酵する方が完成が早いそうですが、混ぜるのがめんどくさいので冬2ヶ月放置の「嫌気発酵」します。空気に触れさせる発酵は「好気発酵」というそうです。
さぁ、うまいことできているのでしょうか?
ぼかし肥料作りから2ヶ月後
2ヶ月経過しました。菌が発酵しています。においは全く臭くないけど発酵してるなぁーというニオイでした。
YouTubeなどで色々と検索しましたが、材料(肥料)がなんでもよすぎて逆に「何を買えばいいのか?」よくわからないので「ホームセンター(コメリ)で買える」ことをテーマにしました。
「ぼかし肥料」畑でいい肥料になってくれますように(o^^o)
※なたね油かす:「油かす」は油を抽出するときにでたカス。
有機100%で「野菜の旨み」を高める窒素肥料。【N窒素5%、Pリン酸2%、Kカリ1%】
窒素(N):葉や茎を育てる
リン酸(P):花や実を育てる
カリウム(K):根や茎を丈夫にする
※有機石灰(カキガラ石灰/Caカルシウム):土壌改良・石灰。アルカリ成分50%すぐに植え付け可能。200-350g/1㎡ 苦土石灰(Mgマグネシウム/Ca カルシウム)より使いやすい。